中通総合病院 

大きな節目を迎える
 
中通総合病院の心臓血管外科で6月、人工心肺装置を用いた手術が3,000件を達成しました。
初めて行われたのは昭和42年で、昭和45年からは本格的に実施するようになりました。平成2年に1,000件、平成11年には2,000件に到達し、心臓血管外科ではこれまで県内外から多くの医師を受け入れ、実績を重ね、今日に至っています。
心大血管手術の分野は、手術の技術や心臓麻酔の発達で大きな進歩を遂げ、人工心肺装置も機能の向上によって手術中の安全性が高まりました。また、人工心肺装置を操作する臨床工学技士は、さまざまな術式に対応する技術を確立しています。
近年、中通総合病院では、心拍動下冠動脈バイパス術やステントグラフト手術など、人工心肺装置を使わない手術も増えましたが、現在も年間約50件、人工心肺装置を使った手術を行っています。