第9945号 2019年01月22日
大曲中通病院
おう吐物の処理方法を再確認
大曲中通病院で12月20日、感染対策の学習会が開かれ、約50人が参加しました。
ノロウイルスの流行が本格化するこの時期に、適切な対応で感染の拡大を予防しようと院内感染対策委員会が主催したもので、おう吐物の処理方法について学びました。
委員会のメンバーが、外来待合で患者さんがおう吐したという想定でデモンストレーションを実施しました。おう吐物が周囲に飛散しているので本人や周りの人を離れた所へ誘導すること、処理は必ず職員が行い、標準予防策をとること、おう吐物は除菌洗浄剤とペーパータオル、新聞紙を使って外側から内側に処理していくことなど、服装、用具、感染の拡大を防ぐポイントを説明。また、じゅうたんの場合や血液の処理、トイレの清掃方法について話しました。
参加者はグループに分かれて実践し、手順を一つ一つ確認。「自分たちで実技を行ったので、分かりやすかった。学んだことを生かし、処置できるようにしていきたい」「みんなが対応を理解し実施していくことが、感染拡大の防止につながると思う」と感想を寄せ、感染対策への意識を高めていました。