第9886号 2018年07月12日
 中通リハビリテーション病院

もしものときに備えて

中通リハビリテーション病院で6月21日、AED・BLS学習会が行われ、約85人が参加しました。

この学習会は心臓マッサージやAEDの操作方法について学ぶもので、毎年行われています。当日は、ICLSインストラクターの資格を持つ看護師が講師を務め、人が倒れているのを発見したことを想定し、救急隊が到着するまでの処置の流れを確認しました。
講師がデモンストレーションを行った後、参加者は三人一組になって心臓マッサージとAED操作を体験しました。以前体験したことのある人が手本を見せ、今回初めて学ぶ人が講師の指導を受けながら、流れを一つ一つ確認して取り組んでいました。また参加者は、傷病者が妊婦であったり、胸部に外傷がある場合や、雨が降っているときはどうすれば良いかなど、熱心に質問をしていました。
体験後は、講師が「きょうの体験を忘れずに、いざというときに動けるようにしてほしい」と講評しました。参加者からは「心臓マッサージが思っていたよりも疲れた。救命処置は複数で行った方が良いことを実感した」といった感想が聞かれました。