第9878号 2018年06月14日
中通総合病院
施設での感染 防ぐために
大曲中通病院で5月17日午後6時から、地域連携研修会が開かれ、16施設から約30人が参加しました。
今回は感染の学習会を受けたことがない方、施設で指導する立場にある方を対象に、感染対策の研修を行いました。
講師の畑山総看護師長は「高齢者は感染症になりやすい。利用者の方を守り、自分たちを守るため、感染対策を身に付ける必要がある」と述べ、感染の経路や感染症の種類、標準予防策などを説明しました。また、ノロウイルス、インフルエンザ、レジオネラ菌など、マスコミで報道された施設の事例をもとに、さまざまな感染症の対策のポイントを紹介しました。
その後、参加者は手洗いが正しくできているか、汚れに見立てた蛍光塗料を手に塗って洗った後、ブラックライトで照らして洗い残しを確認しました。汚れが取れていない箇所が分かり「隅々まで洗うことの難しさを実感した」と話す人もいました。
参加者は「手洗いの大切さが分かった」「普段から感染対策を行う必要性をあらためて感じた。マニュアルを再確認したい」などと感想を寄せ、感染対策の重要性を感じていました。