患者さんに誕生日のサプライズ

スタッフが100歳をお祝い　─お孫さんもリモート参加─

中通リハビリテーション病院の三階病棟で２月10日、この日100歳を迎えた患者さんの誕生日をお祝いし、お孫さんとの「オンライン面会」をプレゼントしました。

患者さんは１月に転院してきました。お孫さんは仙台市に住む40代の女性で、患者さんのキーパーソンになっています。看護師が退院後のことで電話をした際、２月で100歳になる話を聞いたことから、病棟では誕生日のお祝いを計画。新型コロナウイルス感染症予防のため面会が制限され、会うことができないお孫さんとのオンライン面会を企画しました。

患者さんに内緒で準備を進め、当日は病棟のスマートフォンを使い、ＬＩＮＥのビデオ通話で、仙台のお孫さんと一緒にお祝いしました。みんなで『ハッピーバースデー・トゥーユー』を歌い、お孫さんから送られてきたプレゼントを開けると、ふわふわのバスタオルとスリッパが。「おばあちゃん、100歳おめでとう。使ってね」とお孫さんが画面越しに手を振りながら声を掛けると「ありがとう。そんな年になったか～」と冗談を言う場面もありました。また、ひ孫さんからはお祝いの色紙が届きました。

短い時間でしたが、患者さんは思いがけずお孫さんの顔を見て話をすることができ、とても喜んでいました。