第10184号 2021年04月15日
中通リハビリテーション病院
緊急時の適切な対応のために
3月18日、中通リハビリテーション病院で防災訓練が行われ、約60人が参加しました。
訓練は二部に分け、前半では深夜時間帯に六階病棟のデイルームから出火したことを想定し、火災の発見から初期消火、消防への通報、患者さんの避難誘導までの一連の動きを実施。より実践に近いものにするため、事前に参加者の具体的な役割を決めず、現場で火元病棟の職員の指示を受けて行動しました。非常サイレンが鳴り響くなか、職員同士でしっかりと声をかけ合いながら消火活動と避難誘導に当たりました。終了後、参加者から「現場で指示を出す職員は火元や階段、病室などを見渡せる位置で対応することで、誘導がより円滑にできるのではないか」といった意見が出されました。
後半はコードホワイト発生時の訓練を行いました。警察への通報までの流れを確認し、緊張感のある訓練となりました。
訓練を終え、事務長は「どちらの状況でも大切なのは、患者さんと自分の身を守ること。そして、状況に合わせ、皆で協力して対応してほしい」と話しました。