自動再来受付機・自動精算機を導入

自動再来受付機・自動精算機を導入

中通総合病院で自動再来受付機と自動精算機の運用が開始され、約３カ月が経過しました。 

　中通総合病院では、患者サービスの向上や医療ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）への取り組みとして、昨年の12月12日から自動再来受付機３台と自動精算機２台を導入し、運用しています。

　これまでは受付窓口に５人、会計窓口に３人の職員を配置し患者さんの対応をしていましたが、現在は受付窓口が３人、会計窓口は１人で行っています。導入当初は利用方法が分からない患者さんが多く、操作説明などが必要でしたが、徐々に定着し、今では多くの方がスムーズに利用しています。 これにより、来院患者さんの約７割を占める予約患者さんは並ぶことなく受付可能となり、釣銭の受け渡しの間違いもなくなるなど多くのメリットが生まれ、業務の効率化が図られています。一方、精算のみを済ませ、処方せんや予約票を受け取らずに帰宅してしまう患者さんが見られるようになり、運用上の問題が今後の課題となっています。

　患者さんからは「対話の必要がないのは感染リスクが減り、いいと思います」「（再来受付機の導入によって）混雑時に並ばなくていいので助かっています」などの声が届いています。