第28号 2024年12月13日
大曲中通病院
いよいよ秋田市も雪景色となりましたね。皆様、体調に変わりなくお過ごしでしょうか。気温が低くなり、道路の凍結も見られるようになってきましたので、外出の際は交通事故や怪我にお気を付けください。
11月8日に大曲中通病院で消防署との多数傷病者トリアージ訓練が実施されました。当日行われた訓練の様子を皆様にお伝えします。
多数傷病者トリアージ訓練は、集団災害等の有事の際に、救急救命士が傷病者に対する円滑な処置や搬送を行うための技術を習得することを目的に大曲消防署が毎年行っており、大曲中通病院が救急搬送の受け入れ病院として初めて訓練に参加。11月8日午後1時に大曲の昼花火の部を開催中に傷病者が多数発生したことを想定し、傷病者の救出や搬送、トリアージ訓練などが行われました。
- 消防署から多数傷病者発生の連絡を受け医師、職場長による対策会議が開かれました。傷病者の受け入れに向けて、佐藤院長が今後の方針を説明
- 外来待合にトリアージブースを設置。外来の野本看護師長の指示のもと、受け入れの準備を進めます
- ホワイトボードに各病棟の空き状況を書き出し、職員全員で共有します
- 対策長として搬送依頼の電話対応を行う佐藤院長を、七尾総看護師長と野本看護師長がサポート
- 搬送されてきた傷病者を救急隊の方から引き継ぎ、トリアージブースへ
- 重症度で赤、黄、緑の3つのブースに分けて医師、看護師が診察や処置などを実施
- 必要に応じてCTなどの検査も随時行っていきます
- 多職種で連携を取りながら、患者さん一人ひとりの対応にあたりました
訓練を振り返り、救急隊の方からは「初めて大曲中通病院さんと合同訓練を実施させていただき、良かった点もあれば改善すべき点も見つけることができた。今後も皆さんのご協力を得ながら、有事の際の処置や搬送などの質を高めていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と講評をいただきました。
【多数傷病者トリアージ訓練の様子はこちら】
#初めての合同訓練 #とても緊張感のある訓練となりました
#「目の前の人を助ける」という共通の想いとともに
#今後も消防署、病院それぞれの役割を全うしていきます
#カメラちゃんのいる生活