- 1年生が「治療・処置時の援助論」の授業で、点滴静脈内注射の演習を行いました。注射指示箋を確認し、輸液の準備(ミキシング)から始めます。無菌的な混合と接続、ルート内に気泡なく準備することに難儀しながらも準備を終え、シミュレーターを装着した患者役の元へ向かいます。
- ご本人確認に加え、患者さんに安心して点滴静脈内注射を受けていただくために、目的や方法、所要時間について説明し同意を得ます。留置に適した血管を選択し、留置針(サーフロー針)を穿刺します。看護師役も患者さん役も緊張の瞬間です('◇')ゞ
- 刺入部に異常のないことを確認し、指示通りに点滴を終えられるように滴下スピードを調整(クレンメの操作)します。演習ではシミュレーターを使用して行いましたが、誤ると医療事故につながる技術です。正しい知識と技術に加え、薬物療法を受ける患者さんの心理を捉えた対応と説明を考える場となりました。