当院は回復期と維持期のリハビリテーションを行うため、回復期リハビリテーション病棟2病棟(110床)と療養病棟2病棟(110床)からなるリハビリテーション専門病院です。

回復期リハビリテーション病棟とは

脳卒中や大腿骨頸部骨折、脊髄損傷などの患者さんに日常生活動作(ADL)の向上、寝たきりの防止、家庭への早期復帰を図るため多くの専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを行う病棟です。

リハビリテーション計画を医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー等が共同して作成し、入院後すぐに、チームの各担当スタッフが、寝たきりにならないように、起きる、食べる、歩く、トイレに行く、お風呂に入るなどへの積極的な働きかけで改善を図り、家庭復帰を支援していきます。

当院は、最も高い病棟基準「回復期リハビリテーション病棟入院料1」を取得しており、手厚いリハビリテーション・ケア体制による365日リハビリテーションを実施しています。

回復期リハビリテーション病棟入院基準

  • 回復期リハビリテーション病棟へ入院する対象者は、厚生労働省が疾患などの条件や入院期間を定めており、専門の医師による診断が必要です。対象疾患や入院期間などは次の表を参照してください。

    対象疾患・状態に応じて検討させていただきますのでお問い合わせください。

     

    疾患および状態

    入院期間

    1

    脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発神経炎、多発硬化症、腕神経叢損傷後等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態

    150日以内

    高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷の場合

    180日以内

    2

    大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は2肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態

    90日以内

    3

    外科手術後又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態

    90日以内

    4

    大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷の状態

    60日以内

    5

    股関節又は膝関節の置換術後の状態

    90日以内

入院までの流れ

入院申込み

入院申込の際は、入院中の病院ご担当者さまから、下記までご連絡の上、入院予約管理カードと診療情報提供書をFAXでお送りください。判定会議にて入院の受け入れ可否を決定し、ご担当者さまへ連絡いたします。

 

電話/018-833-1131  FAX/018-831-5713

受付時間/平日8:30~17:00(担当/伊藤)

 

家族による入院相談

判定会議後、ご家族に、当院の入院案内と入院の意思確認をさせていただく目的で入院相談にお越しいただきます。ご家族から、電話でご予約ください。

 

入院相談の予約電話 / 018-833-1131 (平日8:30~17:00 )

入院相談日 / 予約制(平日8:30~17:00)

 

入院日決定のご案内

入院日決定のご案内は、入院中の病院ご担当者さまに、連絡いたします。ご家族さまへ、入院中のご担当者さまより、ご連絡をお願いします。

 

ベッドをご用意できるまで、待機期間がございますので、早めのご相談(申込)をお願いします。

お見舞いメールのご案内

家族や友人が入院したものの「仕事の都合で・・・」、「遠くて・・・」など、お見舞いに行けないことがあると思います。 このような場合には「お見舞いメールサービス」をご利用ください。

メール文をきれいにレイアウトして入院されている方へお届けいたします。 詳しくはこちらからお入りください。