2008.11.20(第25号)
中通総合病院 臨床研修部
青年医師交流集会(熊本)に参加してきました
全日本民医連青年医師交流集会が熊本市で開催され、2年目研修医の高山先生と佐野先生が加しました。
今回のテーマは「こいがおっどんがいくっ道たい!」(これが私の生きる道)。なぜ医師を目指したのか、なぜこの土地でがんばっているのかなどを話し合い、全国の医師と交流を図ってきました。
1日目(11月14日)
前日に東京入りし、朝8時の飛行機で羽田を出発。熊本空港には昼前に到着しました。 まずは、腹ごしらえ。たまたま入った店は、熊本ラーメンの有名店「こむらさき」でした。
午後2時から全体会が開催され、医師養成委員長の山本一視先生の講演「青年医師の成長のありようを考える」につづき、4名の若手医師から「過去・現在・未来」についての講演がありました。
多くの医師が3年目からは外部の病院で後期研修を希望している一方、当院の初期研修は他の病院に比べて恵まれている環境であることを実感しました。
熊本ラーメンを食す
全体会の様子
2日目(11月15日)
朝8時前にホテルを出発。約2時間かけて水俣市に向かいました。
市内では水俣病第1号の患者さんが発生した地域、有機水銀を埋め立てた親水護岸、水俣資料館の見学をしました。
資料館では、自身も水俣病である語りべの方が家族の会話にも水俣病の話は出ない(できない)し、水俣病を発症した父親の写真は妻にも子供にも見せずに隠している、誰にも見せずに自分の死後、棺に入れてもらうつもりだなど、今なお水俣病と偏見に苦しんでいる様子を語ってもらいました。
水俣病第1号患者さんの発生した地区
市内では、いまだにメチル水銀が染み出ています(コンクリートの白い部分
3日目(11月16日 最終日)
最終日は、前夜に熊本市内繁華街でおこなわれた自主的交流会があったにもかかわらず、時間厳守で起床。1日目と2日目の振り返りをグループディスカッションしました。参加した先生方は、これまで以上にそれぞれの地域で患者さんと向き合った医療をおこなうことを決意したようです。
今回の集会にこころよく送り出していただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。
臨床研修支援チームからお知らせ
研修医必須レポートをヤギーに登録しました。
研修必須レポートをヤギーで作成できるようになりました。退院総括を作成する際は、忘れずに必須レポートについても点検しましょう。
(今後の予定)
指導医講習会
・平成20年11月22日(土)、23日(日) 東北厚生局主催(仙台市)
・平成21年1月10日(土)、11日(日) 東北厚生局主催(仙台市)
・平成21年2月20日(金)~22日(日) 北海道東北地協主催(坂病院)
(詳細は未定ですが、希望する先生は早めに臨床研修担当部か医局秘書までお申し込みください)
研修医関係
・平成20年12月19日(金)、20日(土)
臨床研修病院見学ツアー(福島わたり病院) &初期研修交流会
※臨床研修病院第3者評価の模擬受審を見学します
病院説明会
・平成20年11月27日(木)
「県主催秋季臨床研修病院説明会」(場所:秋田大学)
・平成20年12月13日(土) 予定
「中通総合病院説明会&医学生との懇親会」
※冬休み前に病院説明会と懇親会を開催します。