2009.05.15(第28号)
中通総合病院 臨床研修部
4月の導入研修が終了し、5月から各科での研修がはじまりました。青山愛美Drと水戸陽貴Drは総合内科。播間崇記Drと柴田暢介Drは消化器センターでそれぞれ研修を開始しています。
1週間のコメディカル研修(一部紹介)
◆患者さんの清拭やおむつ交換、体位交換がこんなに大変だと知りませんでした。自力で立つことのできない患者さんを検査にお連れすることも、病室から出る時、検査室に着いた時とベッドの移動があることを認識していなかったので、力も時間も必要なことに驚きました。本当に尊敬に値するお仕事をされているんだと思いました。有意義な実習でした。
◆一瞬たりとも休む暇がなく、看護師の方々の激務ぶりを体験することができました。患者さんに最も身近な存在でいられるのは、やはり看護師なので、当然のことですがお互いに協力しあい患者さんの治療にあたりたいと改めて思いました。
◆定期処方のオーダーを出す際に時間厳守を徹底すること、使用するときに届出が必要な薬剤があることを学びました。患者さんがしっかり内服できるようにいろいろと投薬方法が考えられていました。
◆薬が病棟に上がるまで、こんなに何回もチェックが入っていると初めて知りました。ミスのないように何重ものチェック機構をつくっていることに感心しました。
◆様々な機械の説明、薬剤の取り扱いについて教えていただきました。食前、食間、食後など薬の飲み方についての細かい指示まで必要なことが分かり、改めて薬の知識の重要性を認識させられました。今後は先生方、薬剤師の方々の教えをいただきながら正しい知識を身に付けていきたいと思います。
◆オーダーの際の注意点などプリントを用意して詳しく説明していただきました。不明な点は検査部に行って教えていただこうと思いました。検査室内の流れがわかりタメになりました。あと血液製剤がいかに高く扱いに注意しないといけないかもよくわかりました。細菌検査ではグラム染色の復習ができてよかったです。
◆血算、凝固系、生化、輸血、一般細菌と説明を受けました。オーダーリング時の注意・検体取り扱い時の注意やオーダー後から結果が出るまでの流れを学びました。どこの部署の方も、是非研修医に足しげく検査室にかよいどんな事でも相談してほしいと伝えていただきました。とてもありがたい研修でした。
◆CT室、RI室、一般撮影室、放射線治療室でオーダーが入ってから実際に検査や治療が行われるまでの流れを学びました。患者さんの自立度や状態によっては検査室で撮影するのが困難な場合があるので注意したいと思いました。
◆放射線技師の方々のお仕事を一日見学させていただきました。午前中は核医学検査について、放射性物質特有の取り扱いに関する注意点、オーダーに関する注意点を教えていただきました。午後は放射線治療について詳しく教えていただき非常に勉強になりました。
◆エコーや心電図を自分達の手でやれたのは楽しかったです。これから働いてさらに腕をみがいていきたいという気になりました。また、時間があれば今回のすべてのコメディカル研修で回った所以外へも研修に行ってみたいと思います。
◆エコー、心電図をはじめ細かく教えていただきました。特に心電図は正しい装着の仕方を復習することができ勉強になりました。エコーはめずらしい疾患の画像をビデオで見せていただけたことも印象的でした。
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