臨床工学技士(血液浄化療法部)
役割
血液浄化療法部の臨床工学技士は、腎臓の機能低下により尿の成分の排出が困難(慢性腎不全)な患者さんに行う血液透析(HD)をはじめとして、様々な血液浄化療法に携わっています。
【 透析室 】
【 透析中の動作確認 】
日常業務
◆ 慢性腎不全に対して:透析室での血液透析(HD)を中心に、集中治療室(ICU)や、入院病棟での出張透析を行います。
◆ 急性血液浄化に対して:術後の低下した腎臓の機能を代替する持続的腎代替療法(CRRT)や血液から病因物質を除去する血漿交換(PE)、血漿吸着(PA)やエンドトキシン吸着(PMX)、薬物除去目的の血液吸着(DHP)など。
◆ 他の疾患に対して:潰瘍性大腸炎やリウマチの患者さんに対しては白血球除去療法(LCAP)、各種の疾患により腹水の溜まった患者さんに対しては腹水濾過濃縮再静注法も施行しています。
◆ オンラインHDFに対して:透析液の清浄化、水質管理等を徹底し、当透析室にてエンドトキシン測定、生菌培養を行って、学会基準を順守しています。
◆ 透析装置に対して:日常の保守点検、機器の管理や、定期のメンテナンス、周辺機器の維持管理を行っています。
◆ その他の取り組み:
ⅰ. 体水分測定
ⅱ. VAカルテ作成
ⅲ. 透析医療補助システムによる患者支援
ⅳ. PCによる透析機器の集中管理
ⅴ. コ・メディカルに対する透析周辺機器学習会
*スタッフは拘束体制を敷き、24時間様々な血液浄化療法に対応しています。
【 血漿交換(DFPP) 】
【 機器メンテナンス 】
【 血漿吸着 】
学会発表
- 日本透析医学会学術集会
- 日本血液浄化技術学会
- 東北腎不全研究会学術集会
- 東北アフェレーシス研究会
- 日本アクセス研究会学術集会
- 秋田県腎不全研究会
- その他
認定資格
- 血液浄化療法部臨床工学技士
- 9名
- 第2種ME技術実力検定取得者
- 5名
- 透析技術認定士
- 5名
【 カンファランス 】
【 学会発表 】
【 チーム業務 】
【 定期点検 】