核医学検査
検査目的に応じた放射性医薬品を投与し、目的部位から放出された放射線を測定し画像化または数値化する検査です。当院では様々な検査に対応しています。
検査機器
GEヘルスケア社製 検出器回転型SPECT装置 Discovery NM630
主な検査
脳血流、心筋血流・脂肪酸代謝、骨
脳血流画像
全身骨画像
Q&A
- Q1:
- 被ばくがとても心配です。
- A1:
- 私たちは1年間に約2.4mSv(ミリシーベルト)の自然放射線を浴びながら生活しています。核医学検査では1回におよそ1~15mSvの放射線を受けます。しかしながら検査によって得られる利益が被ばくによる損失よりも大きいため検査を行っています。
- Q2:
- 副作用はありますか?
- A2:
- 放射性医薬品による副作用はごくまれで10万人あたりに1.3~2.7人との調査結果が報告されています。(約0.001%~約0.002%)また医薬品の投与量が1ml~3mlと少量であることも副作用がごくまれな要因です。
- Q3:
- 検査時間はどれぐらいですか?
- A3:
- 1回あたりの撮像時間は15分から30分程度です。他の検査に比べ多少長くかかりますのでご了承下さい。また目的によっては投与から時間をおいて行う検査や、複数回撮像する場合がありますのでご理解をお願いします。
- Q4:
- 骨(こつ)シンチで骨の密度はわかりますか?
- A4:
- 残念ながらわかりません。当院では骨密度検査装置もありますのでそちらで測定をします。